行政書士の資格を取って、街の法律家として働こう

行政書士はどんな仕事をする人なの

行政書士は一言で言うと書類作成のプロフェッショナル。官公署に提出する書類、権利義務に関する書類、事実関係に関する書類を作成することを生業としています。たとえば、飲食店を始める場合に必要となる許可申請書や会社設立に必要な定款、そのほか契約書や遺産分割協議書の作成など取り扱う書類は枚挙に暇がありません。その数はなんと数千種類といわれています。こうした書類は自分で作成することもできますが、中には複雑で内容が高度なものあるし、仕事が忙しくて細かい手続までは手が回らない人もいるため、書類作成のプロである行政書士がその人達に代わって書類を作成しているのです。行政書士が取り扱う書類は、私達の日常生活に直接関わり合いのあるものばかりです。行政書士は書類作成にあたり法的アドバイスをすることもできるので、「街の法律家」としての一面もあるのです。

行政書士試験の内容を知ろう

行政書士試験は、毎年11月に実施されます。試験科目は、法令等と一般知識等があります。法令等の内訳は、1基礎法学、2憲法、3民法、4行政法、5商法となります。他方、一般知識等は、1政治・経済・社会、2情報通信・個人情報保護、3文章理解となります。出題形式は大半が択一式ですが、一部に記述式があります。合格するためには、法令等と一般知識それぞれに足切り点が設定されているので、その点を超えたうえで、6割以上得点する必要があります。

行政書士試験攻略の鍵

行政書士試験は先にも書きましたように、法令等と一般知識等に大別できます。この2つの合計が300点なんですが、このうち法令等の配点は244点と全体の8割以上を占めています。全体で6割以上を獲れば合格ですから、ここを攻めるのが合格の鍵です。法令等のうち特に配点が高いのが民法と行政法なので、この2科目を重点的に学習するとよいでしょう。とはいえ、一般科目も足切り点があるので全く勉強しないというわけにはいきません。時間に余裕ができたら過去問に目を通すぐらいはしておくとよいでしょう。

行政書士の試験は講座を受講して、受験対策を行うことも大事です。通信教育や通学講座を活用すれば合格も近くなります。